2007年 11月 17日
『超立体映画 ゾンビ3D』 |
監督・製作:ジェフ・ブロードストリート、脚本・編集:ロバート・ヴァルディング
ジョニーとバーブ兄妹は伯母の埋葬に出席するため、街外れの墓地にやってきた。ところが、辺りには誰も見当たらず、空の棺が放置されているだけ。もともと乗り気でなかったジョニーが車に戻ろうとすると、ヨロヨロと歩く顔色の悪い男たちが襲ってくる。棺の傍らに残されたバーブも死んだはずの伯母に襲われる。何とか伯母を振り払い隣接する火葬場へ逃げ込むが、そこもまた死体がうろつき、襲ってくる地獄だった。動転するバーブ。しかし、火葬場の主人と思しき男トーヴァーは冷静に死体と格闘していた。
這々の体で墓地を後にし一息ついたバーブだったが、死人はまたしても襲ってくる。通りがかったバイカー、ベンに助けられたバーブはベンとふたり、近くのクーパー農場へ逃げ込む。
これは、かの有名な『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の3Dリメイクというより、『バタリアン』と同様の、同じ世界観に立脚した、独自の続篇である。主人公たちが立て篭もる農場では、オリジナルをTVで観ており、にもかかわらずゾンビの出現を俄かに信じないとか、退治の方法に思い至らないとか、そういった小ネタが面白い。
後半独自に展開する部分は、正直、腑におちない点も多々あるが、それでも、絶望的な状況を描いた姿勢はオリジナルへの敬意と受け止めたい。
ジョニーとバーブ兄妹は伯母の埋葬に出席するため、街外れの墓地にやってきた。ところが、辺りには誰も見当たらず、空の棺が放置されているだけ。もともと乗り気でなかったジョニーが車に戻ろうとすると、ヨロヨロと歩く顔色の悪い男たちが襲ってくる。棺の傍らに残されたバーブも死んだはずの伯母に襲われる。何とか伯母を振り払い隣接する火葬場へ逃げ込むが、そこもまた死体がうろつき、襲ってくる地獄だった。動転するバーブ。しかし、火葬場の主人と思しき男トーヴァーは冷静に死体と格闘していた。
這々の体で墓地を後にし一息ついたバーブだったが、死人はまたしても襲ってくる。通りがかったバイカー、ベンに助けられたバーブはベンとふたり、近くのクーパー農場へ逃げ込む。
これは、かの有名な『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の3Dリメイクというより、『バタリアン』と同様の、同じ世界観に立脚した、独自の続篇である。主人公たちが立て篭もる農場では、オリジナルをTVで観ており、にもかかわらずゾンビの出現を俄かに信じないとか、退治の方法に思い至らないとか、そういった小ネタが面白い。
後半独自に展開する部分は、正直、腑におちない点も多々あるが、それでも、絶望的な状況を描いた姿勢はオリジナルへの敬意と受け止めたい。
by scarpiaii
| 2007-11-17 23:59
| 映画館